kintoneを使う(8) ~「商品見積書パック」を試す
ドキュメント連携は如何ほどか
試してみたい機能第二弾です。
DBやプロセスの機能は一定程度のものがあると感じました。
ただ、業務を効率化するにはアウトプットが重要です。
これをどの程度実現できるのかを確認してみたく、「商品見積書パック」を試してみたいと思います。
設定はストアから作成
ストアのアプリを利用してみたいと思います。
名称通りであれば、見積書がアウトプットされる機能まで包含されているはずです。
いつも通り、ストアから「商品見積書パック」をクリックします。
「このアプリパックを追加」をクリックします。
「追加」をクリックします。
「商品リスト」と「見積書」アプリが追加されました。
「商品リスト」を適当に作成します。
「見積書」でヘッダー部分を作成します。
一覧部分の「取得」をクリックし、「商品リスト」データを参照します。
※「見積書」画面から「商品リスト」を追加することはできないようです。
メーカーのように商品が確定しているケースに有効です。
単価の修正や値引きは搭載されていません。
一度保存します。特別な印刷ボタンは表示されません。
標準の印刷ボタンとOSのPDF保存機能などで保存ができます。
比較して思うこと
Dynamics 365ではデフォルトで見積機能が搭載されていますが、価格表等の設定をある程度複雑かつ一定の標準的利用方法に沿って設定する必要があります。
出力はWord差し込み印刷にて実施できるため、レイアウトに柔軟性がありますが、PDFへの一発出力のような機能を利用する場合は開発が必要です。
総じて、同レベルの機能であると感じます。
kintoneに関しては最低限の機能は搭載されている感じですが、
もう少しリッチにしてもよいと思います。
- 単価を変更できる
- 値引きが行える
- 承認と承認後の社印の押印
- 承認後の読み取り専用化
このくらいの機能があると利用できそうという感覚を持てると思います。